歯科コラム

Column

歯科医が教える 歯についての豆知識

この記事を書いたのは…
畑 伸二郎
こころ歯科クリニック 院長 畑 伸二郎

徳島大学歯学部卒業後、愛知県大府市にてこころ歯科クリニックを開院。マイクロスコープ(手術用顕微鏡)を歯科治療に利用し、またそれに関する講演も行っている。

 

乳歯のグラグラ、生え変わり、歯科を受診するタイミング

2020年06月20日
乳歯が生え変わる際に起こるグラグラは、それほど心配しなくても放っておいて自然に抜けるケースがほとんどです。ですが、中には注意が必要なケースもあります。今回は乳歯のグラグラや生え変わりで歯科を受診するタイミングについてご紹介します。

乳歯のグラグラの原因

歯が痛む子供
乳歯のグラグラの原因は、ほとんどが永久歯への生え変わりによるものです。ですが実は違った原因で起こっていることもあります。乳歯がグラグラする場合、次のような原因が考えられます。

乳歯から永久歯へ生え変わる時

乳歯がグラグラする場合のほとんどはこれが原因です。永久歯が生える時期になると、奥にある永久歯が押してきて、乳歯の歯根が吸収されてだんだん短くなり、しまいには抜け落ちます。

外傷

歯をぶつけたダメージによりグラグラすることもあります。

虫歯で歯が崩壊している

虫歯で歯がボロボロになっている場合、その破片がグラグラしていることがあります。

乳歯のグラグラ、生え変わり、こんな時は歯医者で受診を

ずれた位置に歯が生えた子供
次のようなケースでは、一度歯科で受診をおすすめします。

ぶつけてグラグラしている場合

歯をぶつけたことがきっかけで歯がグラグラしている場合、例え痛みが引いていたとしても、歯科を一度受診することをおすすめします。生え変わりが近い場合にはそのままでも問題ないことがありますが、生え変わりまでにまだ時間がかかる場合、歯を固定するなどの処置が必要になることがあります。

虫歯がひどい場合

この場合、たとえグラグラしていなくても、虫歯によって化膿を起こしたりする恐れがあるため、歯科を受診しましょう。

乳歯の下から永久歯が見えている

乳歯の下から永久歯が見えている場合で、乳歯がなかなか抜けないようであれば、歯科で抜歯をした方が良い場合があります。この状態が長く続くと、お子さんにとってもストレスになりますし、歯磨きがしづらく、永久歯が虫歯になってしまうリスクもあります。

乳歯と明らかにずれた位置から永久歯が出てきた

乳歯の下からではなく外れた場所から永久歯が生えてきた場合、乳歯の歯根がきちんと吸収されずになかなか抜けなくなってしまう可能性があります。乳歯がなかなか抜けないと、永久歯が外れた位置に固定されてしまう恐れもありますので、この場合には早めの抜歯が望まれます。

反対側の同じ歯が抜けたのに、なかなか抜けない

通常、乳歯から永久歯への生え変わりは、だいたい左右で同じ時期くらいに起こります。片方がずいぶん前に生え変わっているのに、もう片方がなかなか抜けない場合、念のために一度レントゲンで確認を取った方が安心です。

乳歯が抜けた後、永久歯がなかなか生えてこない

乳歯が抜けた後なかなか永久歯が生えてこない場合、永久歯がもともと足りない可能性や、永久歯の方向が悪い可能性もあります。この場合も念のため、レントゲンを撮っておくと安心です。

乳歯から永久歯へとスムーズに生え変わることは、永久歯の健全な歯並びにも影響してきます。何かおかしなこと、不安なことがあれば、早めに一度当院へご連絡ください。



ご予約・お問い合わせはこちらまで
0562-44-2111

アクセス

〒474-0038 愛知県大府市森岡町1丁目187番 TEL:0562-44-2111
  電車・新幹線でお越しの場合/JR名古屋駅より快速で12分「大府」駅西口より徒歩15分
       
  お車でお越しの場合/知多半島道路大府東海インター下車 大府市方面に3分
  飛行機でお越しの場合/セントレア中部国際空港より30分
診療時間
9:30-13:30(最終受付13:00)
15:00-18:30(最終受付18:00)

※土曜日の診療時間は9:00-14:00(最終受付13:30)です
※初診の方の受付は平日18:00、土曜日13:00までとなります
※当院は完全予約制のためお越しの際は必ずお電話下さい

^