徳島大学歯学部卒業後、愛知県大府市にてこころ歯科クリニックを開院。マイクロスコープ(手術用顕微鏡)を歯科治療に利用し、またそれに関する講演も行っている。
加齢とともに、頬の張りがだんだんと失われ、当然内側もたるんでくるために頬の肉を噛みやすくなります。
歯は使うほどにすり減って高さを失い、全体的に噛み合わせが低くなってきます。それに伴い、頬の肉が余って噛みやすくなってしまいます。古い入れ歯の場合も、噛み合わせの高さが低くなって頬を噛みやすくなります。
歯科治療で新しい被せ物に替えたばかりの頃や、新しい入れ歯を入れたばかりの頃は、噛み合わせに馴染むまで頬や舌を噛みやすくなることがあります。
歯並びがガタガタになっている場合、外側や内側に入っている歯が頬や舌、唇を巻きこみやすくなります。
顎の関節にズレがあったり、噛む筋肉がアンバランスになったりすると、口の中を噛みやすくなることがあります。
疲れが溜まっていたり、体調が悪かったりすると、普段は問題なく行われているあごの運動がうまくできなくなることがあります。これは、通常だと頬や舌を噛ないような動きを脳が記憶して無意識に行なっていることが、疲労時や体調不良時だとうまく働かなくなるためだと言われています。
太ると頬が内側にも張り出し、頬の内側を噛みやすくなります。
ほとんどの場合、新しい被せ物や入れ歯に慣れてくると、脳が噛まなくなるような動きを次第に覚え、噛まなくなります。
ですが、中には上下の歯の位置関係で頬や舌が巻き込まれやすくなっているケースもあります。そのようなケースでは、歯の形を修正した方が良い場合もあります。
入れ歯を使い続けて頬を噛みやすくなってきた場合には、噛み合わせの高さが低くなってしまっている可能性が高いため、作り直しを考えた方が良いでしょう。
歯ぎしりなどをしている人はとくに、歯がすり減りやすく、噛み合わせが低くなりがちです。歯ぎしりは意識して止めることが難しいため、歯を就寝時に歯ぎしりから保護するマウスピースをつけた方が良いでしょう。
歯並びを整えると問題を根本的に解決できます。歯や歯茎の健康のためにも矯正治療はおすすめです。
この場合には顎関節症の治療を行う必要があります。
休息を十分に取ることで問題は起こらなくなるでしょう。
肥満の場合には痩せることで解決できる可能性が高いでしょう。加齢などによる頬のたるみの場合には表情筋を鍛える顔の体操なども効果的です。
あまりお口の中を頻繁に噛む状態が続くと、まれではありますが、口腔ガンなどの原因になる可能性もあります。頻繁に噛む場合には一度歯科で相談してみましょう。
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