歯科コラム

Column

歯科医が教える 歯についての豆知識

この記事を書いたのは…
畑 伸二郎
こころ歯科クリニック 院長 畑 伸二郎

徳島大学歯学部卒業後、愛知県大府市にてこころ歯科クリニックを開院。マイクロスコープ(手術用顕微鏡)を歯科治療に利用し、またそれに関する講演も行っている。

 

デンタルフロスってやったほうがいいの?

2020年05月10日
皆さんは歯の間を磨く時、どうやっていますか?デンタルフロスを使っていますか?毎日デンタルフロスを使っている人というのは、日本ではまだまだ少ないようです。日本において、デンタルフロスを日常的に使っている人は20%という報告がありますが、欧米の予防歯科先進国ではデンタルフロスの使用が当たり前になっていると言われています。今回はデンタルフロスについてお話ししていきます。

歯ブラシだけでは磨きのこしがいっぱい

歯ブラシだけでは磨きのこしがいっぱい
歯磨きを丁寧にしている人でも、実際には6〜7割くらいしか汚れが取れてないという研究結果があります。それでは歯ブラシで落とせない汚れはどこにあるかというと、それは「歯と歯の間」です。歯ブラシをグリグリ入れて磨いたとしても、やはりこの部分の汚れは完全に落とすことが難しいのです。

そしてこの状態が続いていくと、蓄積した汚れが原因で、歯間から虫歯ができたり、歯周病を発病したりしていくことになります。

デンタルフロスを使うと、汚れ除去効果が2〜3割アップ

デンタルフロスを普段の歯磨きにプラスすることで、汚れの除去効果が2〜3割アップすると言われています。つまり、汚れの除去効果は9割ほどにまで高めることができるのです。お口のお手入れは毎日行うものですから、このちょっとした一手間を加えて汚れを毎日より効果的に取り除くことで、お口の状態が変わってくることは言うまでもありません。

デンタルフロスを毎日使うことで得られる効果

デンタルフロスを毎日使うことで得られる効果
デンタルフロスを毎日のお手入れにプラスすることで、次のような効果があります。使うのは1日に1回で十分です。ぜひ夜の歯磨きにプラスしてみてください。

虫歯・歯周病予防効果

歯間の汚れを効率よく落とすことができるため、虫歯や歯周病をより確実に、効果的に予防できます。特に歯周病に関しては、様々な全身の病気を引き起こす原因になると言われていますので、体の健康維持のためにもデンタルフロスを使うことはおすすめです。

口臭予防効果

歯と歯の間に蓄積した歯垢というのは、口臭の原因の一つになっています。歯磨きをしてもなかなか口臭が改善しない、という方は、ぜひ一度デンタルフロスを通してみて匂いを嗅いでみることをおすすめします。もしひどい匂いがするようであれば、それが口臭の原因となっている可能性も高いと言えます。毎日フロスを通しているうちに、だんだんと匂いも改善していくでしょう。

虫歯早期発見効果

歯と歯の間というのは汚れが溜まりやすいため、虫歯リスクの高い場所の一つです。ところが、見えにくい場所なので、虫歯ができてもなかなか気付く、発見が遅れやすい傾向があります。

デンタルフロスを普段から通す習慣をつけておくと、虫歯の穴の部分で引っかかったり、切れたりして異変に気が付きやすくなります。もしもこのようなサインが見られたら虫歯ができている可能性もあるため、一度早めに歯科を受診しましょう。



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