歯科コラム

Column

歯科医が教える 歯についての豆知識

この記事を書いたのは…
畑 伸二郎
こころ歯科クリニック 院長 畑 伸二郎

徳島大学歯学部卒業後、愛知県大府市にてこころ歯科クリニックを開院。マイクロスコープ(手術用顕微鏡)を歯科治療に利用し、またそれに関する講演も行っている。

 

入れ歯を言い訳にさせない。オーダーメイド義歯のすすめ。

2019年01月17日
みなさん入れ歯にはどんなイメージをお持ちでしょうか?既に入れ歯をお持ちの人は「毎日使うもの」であり毎日使用するものだからこそ“使い勝手“を求め、入れ歯を必要としていない人は「お年寄りがするもの」「まだまだ必要ではない」なんてお思いの人がほとんどではないでしょうか。しかし、意外にも20代30代で入れ歯を必要とする患者さまもおり、40代後半から徐々に歯を失う確率もあがり、入れ歯を必要とする人の割合も年齢が上がるにつれ上昇していきます。そこで今回は、保険診療で制作する入れ歯と、自費診療で制作するオーダーメイド義歯について、詳しくご紹介して参ります。

入れ歯とは?(義歯)

入れ歯とは?(義歯)
入れ歯とは、歯周病や虫歯で歯が抜けてしまった、事故などによる外傷により歯を失った、生まれつき歯が生えてこない、などの場合に本物の歯に似せた人工歯を口の中に装着し、歯の役割を補うための義歯です。

そんな入れ歯は部分入れ歯、総入れ歯に分類されます。部分入れ歯は歯が1部欠損している場合に適応する入れ歯であり、総入れ歯は上の歯もしくは下の歯が全て欠損している場合に適応される入れ歯です。

1、2本しか自分の歯が残っていない場合、「全部抜いてしまった方がいいのではないか?」とご相談して下さる患者さまもいらっしゃいます。残っている部位にもよりますが、抜く必要のない歯までを抜いてしまうことはあまりにもリスクがあり、おすすめできるものではありません。

なぜならば、部分入れ歯は既存する歯にクラスプと呼ばれる金属のバネをひっかけて、入れ歯を固定し、歯の役割である食べ物を砕きますが、総入れ歯は支える歯がない状態であるために、部分入れ歯に比べ分厚い入れ歯となり異物感が増すだけではなく、歯肉だけで入れ歯をささえなくてはならないために、部分入れ歯と比べると食べ物を砕く力も軽減し、美味しく食事ができなくなる可能性も高まります。

天然の歯に勝るものはなく、たとえ自身の歯が1本や2本であったとしても、長きにわたり維持できるように口腔ケアをおこなうことが重要となります。

保険診療と自費診療

入れ歯は保険診療が適応される治療であるために、多くの患者さまが保険診療の入れ歯をご希望されます。しかし、保険診療は国が定めた材料であるレジンと呼ばれる歯科用のプラスチックとそれに伴う技法でしか入れ歯を制作することはできません。

しかし、自費診療で制作する入れ歯は、審美歯科で適応されるセラミック製の人工歯や口の中に馴染みやすい金属床の入れ歯を制作することができます。また保険診療の入れ歯は部分入れ歯の金属のバネの部分が口の中から見えるなどの悩みもつきものではありましたが、金属のバネを使用することなく固定できる入れ歯を制作することが可能となります。

入れ歯生活のこころえ

入れ歯生活のこころえ
髪の毛1本口の中に入っただけでも異物感に気づき、気持ち悪くなり吐き出したくなるように、口の中はとても繊細であり、口の中に入れる入れ歯も例外ではありません。

入れ歯を使用する患者さまは、入れ歯を装着し失った歯を補い、食べ物を噛み砕き生きるための栄養を取り入れています。しかし、入れ歯が合わず「痛い」「がたつく」「咬みにくい」といった症状が生じてしまうこともあり、思う存分に食事を楽しむことが困難な場合も多く見受けられるのも事実であります。

また、食事だけではありません。「入れ歯が落ちてこないか心配で会話に集中できない」「部分入れ歯の金属バネが口元から見えてしまい、入れ歯だと気づかれてしまう」などの理由から、入れ歯を装着していること自体がストレスやコンプレックスとなってしまっている場合や、「入れ歯だから仕方がない」と、快適に食事や日々の生活をおくることを諦めてしまう患者さまも多く、「入れ歯生活にはつきものだ」と言わんばかりに入れ歯を言い訳にしてしまっている傾向も見受けられます。

オーダーメイド義歯のすすめ

上記のように入れ歯により不具合などが生じてしまう原因は、入れ歯の制作工程に関係しています。特に保険診療で定められている入れ歯の制作では既成のトレーを使用し、大まかな形を取り、ある程度大体の感覚で咬み合わせを記録、装着、調整している部分も否定できません。しかし、これでは患者さま一人一人にフィットした入れ歯を制作することは難しく、「入れ歯だから仕方がない」と入れ歯を理由にある程度は諦めざるを得ませんでした。

そこで、こころ歯科がご提案するのが「オーダーメイド義歯」です。オーダーメイド義歯は、義歯を制作するにあたり十分な時間を設け、型取りなどをおこない、患者さま一人一人にフィットした、世界で1つの患者さま専用オーダーメイドな義歯を制作します。

従来では、歯科医師が患者さまの型取りをおこない、患者さまからの義歯への不満や改善点を伺い、歯科医師を通して入れ歯を制作する専門家である歯科技工士に伝えていました。

オーダーメイド義歯では、プライバシーに配慮された個室にて歯科医師立会いのもと、歯科技工士が、患者さまからの意見を直接お伺いし、患者さまにご満足、ご納得いただける“入れ歯を言い訳にさせない“オーダーメイド義歯を制作することが可能となります。

入れ歯は、義足、義手と同じように失った身体の一部を補う大切なアイテムです。もし現在使用している入れ歯にご満足していない、お困りの点などがある場合は、お気軽にご相談ください。



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