歯科コラム

Column

歯科医が教える 歯についての豆知識

 

矯正治療ってなぜ期間が長くかかるの?

2019年11月30日
矯正治療は、一般的に期間が長くかかります。これは矯正治療の一つの欠点と言えるかもしれません。

でも、最近の矯正は目立たずに行えるので、「目立つ装置が長期間つく」というデメリットはなくなってきています。

ですがやはり、「出来るだけ歯並びを早く整えられればいいのに」という方も多いと思います。

そこで、今回はなぜ、矯正治療は期間が長くかかるのか、なぜ早く終わらせられないのか、ということについてご紹介していきます。

矯正治療が長くかかる理由

矯正治療が長くかかる理由
一般的に、矯正治療の治療期間というのは大体2年〜2年半くらいです。やはり他の歯科治療などと比べたら、かなり長いと言えるでしょう。矯正治療が長くかかる理由として、次のような理由が挙げられます。

歯や周囲組織にダメージを与えないため

矯正治療では、骨の代謝のスピードに合わせて歯を動かしていきます。骨は肌と同様、毎日、「破壊」と「再生」という新陳代謝を行なっています。

矯正治療はこの新陳代謝のペースに合わせて歯を動かしていきますが、それに合わせると、大体1ヶ月に1mmくらいしか歯を動かすことができません。

強い力をかければもっと早く動かすことはできなくもないのですが、そうすると歯や周囲組織にダメージを与え、様々なトラブルを引き起こしてしまいます。

保定期間が必要なため

矯正治療は、歯が並んだら装置を外して終了、というものではありません。

実は歯というのは矯正治療で動かした後、その治療にかかった期間と同じくらい、「保定期間」というのが必要になります。

歯並びは、動かした後は元の位置に戻ろうとする性質があり、これを阻止しないと、再び歯並びが崩れてしまうため、保定装置をいう取り外し式の装置を装着して歯並びの後戻りを防ぐ必要があるのです。

歯並びがきれいになった後は、ついつい「終わった」と油断しがちですが、根気強く保定装置を使い続けることを欠かしてはなりません。

小児矯正の場合

小児矯正には、1期治療と2期治療があります。1期治療は永久歯に全て生え変わるまでの段階、2期治療は永久歯が生えそろった後から行います。

小児矯正は1期治療から始めますので、全て永久歯に変わる12〜13歳くらいまで続くのに加え、その後2期治療に移行する場合には、そこからさらに治療が続きます。

そのため、子供の矯正治療は特に長く感じられるかもしれません。ですが、子供の矯正治療はあごの成長期間に合わせて行わなければならないため、早く終わらせる、ということは不可能なのです。

無理に歯を早く移動させようとするとどうなる?

無理に歯を早く移動させようとするとどうなる?
当院でも、「なんとか早めに矯正治療を終わらせられませんか?」というご要望を受けることがあります。でも、歯に無理に力をかけて早く動かしたところで、歯や周囲の組織にダメージを与えて、歯の寿命を短くしてしまっては元も子もありません。

矯正治療で歯が動くメカニズムは、歯を動かす力によって圧をかけられた周囲の骨が破壊と再生を繰り返すことによって起こります。

もしそこで力をかけすぎると、なんと、歯の歯根が破壊され、吸収されて歯が短くなってしまうことがあるのです。また、周囲の骨も再生できずに骨が減ってしまう危険性があります。

そうなってしまうと、歯が骨にしっかりと埋まっていない状態となり、早めに抜けてしまう可能性があるのです。そのため、矯正治療というのは適正な力を守って行う必要があるのです。

 

気になる入れ歯のニオイの原因と対処法

2019年11月22日
入れ歯をしている場合、入れ歯が原因で口臭が起こることがあります。口臭がひどくても自分ではあまり感じることはありませんが、周囲の人に避けられたりするなど、その影響は決して軽視できません。

今回は、入れ歯によるニオイの原因が一体何なのか、そしてその対処法についてご紹介していきます。

入れ歯をしていると口臭がきつくなる原因

入れ歯をしていると口臭がきつくなる原因
入れ歯をしているとニオイがきつくなってしまいやすい原因として、次のような理由が挙げられます。

入れ歯に溜まった食べかすの臭い

ぴったりな入れ歯であっても、入れ歯と歯や歯茎、粘膜との境目に食べカスが溜まるのは避けられません。入れ歯の場合は、入れ歯が入っていない場合よりも食べカスの溜まる場所が断然多くなりますし、唾液の自浄作用も働きにくいため、食後時間が経つにつれて食べカスからニオイを放つようになってきます。

入れ歯に染み込んだ臭い

入れ歯はレジンと呼ばれる歯科用プラスチックでできています。レジンには吸水性がありますので、唾液や口の中の細菌などが染み込んで入れ歯自体が臭くなってしまうことがあります。特に長く使っている入れ歯ほどニオイがついている可能性が高くなります。

入れ歯を支える歯に問題が起こりやすい

部分入れ歯の場合、入れ歯を固定するために、近隣の歯にクラスプと呼ばれる金具をかけます。しかし、金具のかかる歯は食べカスが溜まりやすく、また、噛むたびに歯に強い力がかかり続けるため、虫歯や歯周病にかかりやすい傾向があります。その虫歯や歯周病が原因で臭いが発生する場合も少なからずあります。

口腔カンジダ症が起こりやすい

入れ歯の清掃が不十分な場合、お口の細菌環境が悪化します。そうすると、カンジダ菌が大量に繁殖して口腔カンジダ症を引き起こすことがあります。カンジダは人間の体に住んでいるカビの一種ですが、大量に繁殖すると口臭の原因となります。

入れ歯のニオイ対処法

入れ歯のニオイ対処法
入れ歯を入れている方は、次のようなことに気をつけ、入れ歯のニオイ対策をしておきましょう。

できれば毎食後入れ歯を洗う

いちいち外して洗うのは面倒かもしれませんが、口臭対策として、そして歯の健康のためにも食べ終わったらその都度入れ歯を外して歯を磨きましょう。

ただしその際、歯磨き粉をつけると、研磨剤が入れ歯に傷をつけてしまい、そこから細菌が繁殖する原因にもなる可能性があります。そのため歯磨き粉はつけないか、どうしても使いたいなら研磨剤無配合のものを使って流水下で洗うことをおすすめします。入れ歯はとにかく食べたらこまめに洗う、これをなるべく実行するようにすると良いでしょう。

外しておくときは入れ歯洗浄剤につけておく

入れ歯は夜眠る時は外し、入れ歯洗浄剤につけておくと細菌を除菌できるのでおすすめです。

金具のかかる歯を丁寧に磨く

金具のかかる歯は、歯ブラシだけでは磨き残しがでやすく、虫歯や歯周病トラブルを起こしやすいものです。そのため、歯ブラシのみでなく、毛束の細いタフトブラシや電動ブラシなども使用し、徹底的に汚れを落とすようにしましょう。

保険外の入れ歯にする

保険の入れ歯は安価な材料で作られており、ニオイがつきやすい傾向があります。そのため、保険外にはなりますが、ニオイがつきにくい質の良い入れ歯にするのもおすすめです。

もちろん良い材料のものを使ったからお手入れに手を抜いて大丈夫、というわけではありませんので、お手入れはしっかりと行いましょう。

歯医者で定期的にメインテナンスを受ける

入れ歯は、最初はぴったりにできていても、使っていくうちに歯茎が痩せて歯茎との間に隙間ができたり、金具が合わなくなってきたりして、汚れがより溜まりやすくなります。

できれば、たとえ入れ歯が調子良く使えているとしても、半年に一回程度は入れ歯のチェックを受け、良い状態をキープしていくことが大事です。

また、定期的な検診とメインテナンスというのは、入れ歯に限らず、残っている歯の健康を保つ上でも非常に重要ですので、継続していくことを是非おすすめします。

 

なぜ歯磨きをしても虫歯ができてしまうの?

2019年11月15日
「毎日欠かさず歯磨きしているのに、虫歯ができてしまう!」という人は意外に多いものです。「歯が弱いから」とあきらめている人もいるかもしれませんが、実は原因はそのようなことでなく、他のこと、特に日常生活のことが原因になっている可能性があります。

虫歯は生活習慣病?

虫歯は生活習慣病?
世の中には歯磨きをしていないのに虫歯にならない人もいれば、どんなに歯磨きをしていても虫歯になってしまう人もいます。

これは歯の強さが問題だと考えられていることが多いですが、むしろそれよりも生活習慣が原因になっていることも案外多いものです。

そのため、虫歯になりにくい歯を作るためには一度、生活習慣や食習慣を見直してみるといいかもしれません。

こんな人は虫歯リスクが高い

次のような人は虫歯にかかりやすい傾向があります。

食生活が乱れている

糖が口の中に長時間とどまるような食生活をしていると虫歯ができやすくなります。例えば次のような場合はリスクが高くなります。

■間食が多い

甘いものに限らず、糖質を含んだパンやご飯、おせんべい、スナック菓子などを頻繁に食べると虫歯のリスクは高くなります。

■甘い飲み物をよく飲む

お茶、コーヒータイムの頻度が多く、砂糖を入れて飲む人、清涼飲料水をよく飲む人は虫歯リスクが高くなります。

■加工食品をよく食べる

やわらかい加工食品は、特に歯にくっついて残りやすく、虫歯を発生させやすくします。

■夜遅く食べる

夜遅く食べる習慣があると、たとえ歯磨きをしても就寝中には唾液が減るので、酸性に傾いた口の中が中和されないままとなり、虫歯リスクが高くなります。

■夜、お酒を飲む機会が多い

アルコールを飲むと、おつまみなどの食べ物を口にすることが多くなります。また、アルコールには利尿作用があるので、結果的に口の中が乾燥し、眠っている間に虫歯ができやすくなります。

唾液の出が少ない

唾液が少なくなる原因はいくつかあります。唾液が少なくなると、口の中の自浄作用や殺菌作用が落ち、虫歯にかかりやすくなります。唾液は次のような原因で少なくなります。

■口呼吸

何らかの原因により口で呼吸をしていると、口の中の水分が乾いてしまいます。

■ストレス

人はストレス状態にあると、唾液の分泌が落ちてしまいます。

■服用薬の影響

常用している薬がある場合、薬の副作用で唾液の分泌が落ちてしまいます。

歯磨きがうまくできていない

歯磨きを1日に何度行っていても、汚れが取りきれていなければ、虫歯にかかってしまいます。特に次のような場合、汚れの取り残しが多くなります。

■歯並びが悪い

歯並びが悪いと、歯ブラシが隅々まで届きにくいため、汚れの取り残しが多く出てしまいます。

■治療箇所が多い

過去に治療した箇所が多いと、虫歯の再発が起こりやすくなります。

■歯ブラシでしか磨いていない

歯ブラシだけの歯磨きでは、どんなに頑張っても汚れを全て取り切ることはできません。特に歯と歯の間などの汚れは取り残しやすく、虫歯が頻発します。

以上にあげたような要因が複雑に絡み合い、虫歯のかかりやすさが左右されます。

虫歯リスクを減らすには

虫歯リスクを減らすには
虫歯リスクを減らすには、まずは口の中に歯垢の原因となる糖を残さないよう、間食を極力減らすということが大切です。

甘いものを食べてるにしても、ダラダラと食べず時間を決めて食べる、寝る前には食べない、というようなことを守っていれば、めったに虫歯にはなりません。

また、唾液を積極的に出すよう心がけることも大切です。そのためにはストレスを溜め込まない、鼻で呼吸する、普段からよく喋り、よく噛んで唾液線を刺激する、というようなことを意識して行うと良いでしょう。

歯磨きの回数ではなく、仕方に注意を払うことも大事です。歯ブラシだけで磨いている人はぜひ歯間ブラシ、デンタルフロスも使ってみましょう。

毎日の歯磨きに夜だけでもそのステップをプラスすると、汚れ除去率が2−3割アップし、歯と歯の虫歯を効果的に予防してくれます。

ですが、それでも100パーセント汚れを取り切ることは難しいため、、3ヶ月〜半年に1度くらいは歯医者に行き、検診やクリーニングを受けたり、虫歯予防についてのプロからのアドバイスを受けることをおすすめします。

 

お子さん、口呼吸してませんか?口呼吸がのちに及ぼす影響とは

2019年11月9日
最近、口をポカンと開けている子供たちが増えてきていると言われています。なぜ口を開けたままなのか、その理由として口で呼吸をしている「口呼吸」が1つに挙げられます。

子供たちの口呼吸が増えている背景として、花粉症などのアレルギー疾患の影響が大きいと言われていますが、口呼吸を続けていくことによって、顔やあごの発達に影響が出てくる場合があるので注意が必要です。

お子さんは口呼吸?鼻呼吸?

お子さんは口呼吸?鼻呼吸?
お子さんが口呼吸なのか、鼻呼吸なのか、チェックをしてみましょう。次の項目で当てはまるものが多いほど、口呼吸である可能性が高くなります。

・よく鼻が詰まっている
・口をポカンと開けていることが多い
・食事の時にクチャクチャ音を立てる
・唇が乾燥気味
・歯茎が赤く腫れている
・風邪をよく引く
・いびきをかく
・歯並びが悪い
・出っ歯気味
・唇を閉じるとアゴに梅干しのようなシワができる
・滑舌が良くない
・口臭が強い
・口内炎ができやすい

口呼吸はなぜよくない?

あまりよく知られていませんが、口で呼吸をすると、様々な弊害が出てきます。人間は鼻で息をするのが本来の姿ですが、これを口で行うことにより、次のような悪影響が起こる危険性があります。

虫歯・歯周病リスクが高まる

口で呼吸をすると、口の中が乾き、細菌が唾液によって洗い流されずに繁殖しやすい状態になります。そうすると、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。

歯並びや骨格に異常が出やすい

口呼吸をしていると、口で呼吸がしやすいような歯並び、あごの形になっていきます。口呼吸に対処せず放置していると、「アデノイド顔貌」と呼ばれる、特有の顔つきになる場合があります。

風邪をひきやすくなる

鼻で呼吸をしていると、鼻毛や鼻の中の粘液がフィルターとなって、外部から侵入したウイルスなどをキャッチし、体内に入れないようにします。

一方、口で呼吸をする場合、フィルターの役割をするものがないため、喉の粘膜にウイルスが定着しやすく、風邪などの感染症にかかりやすくなります。

口臭が強くなる

口呼吸で口の中の唾液が乾くと、細菌が口の中に繁殖しやすくなるので、口臭が強くなります。

いびきや睡眠時無呼吸症候群を起こしやすい

舌の位置というのは、上あごの前歯の裏側にあるのが普通ですが、口呼吸をしている場合、舌の位置も口呼吸をしやすいよう、低い位置にいってしまいます。

そうなると、舌の後方が喉の方に落ち込んだ状態となります。眠っている間にはさらに下に下がるため、気道が狭くなり、いびきの原因になったり、「睡眠時無呼吸症候群」を引き起こすこともあります。

口内炎ができやすい

口呼吸をしていると、口の中が乾き、粘膜がちょっとしたことで傷つきやすくなります。また、細菌も多い状態となるため、口内炎が頻繁にできやすくなります。

集中力がなくなりやすい

口から呼吸をする場合、正常な状態よりも舌の位置が落ち込んでいて、気道が狭くなっているため、酸素の取り込み量が少なくなります。

それに加え、睡眠時無呼吸症候群を起こしている場合、いくら眠っても疲れが取れず、日中も眠くなってしまいがちです。そのため集中力に問題が出て、学業や仕事に影響が出ることも少なくありません。

口呼吸で起こりやすい「アデノイド顔貌」

口呼吸で起こりやすい「アデノイド顔貌」
子供の頃に口呼吸をしていると、「アデノイド顔貌」という特有の顔つきになってしまうことがあります。具体的には次の様な特徴のものをいいます。

アデノイド顔貌の特徴

・口がいつもぽかんと開いている
・下ぶくれ
・顔が長い
・下あごが小さい
・二重あご、もしくは下あごが引っ込んで首との境目があいまい
・唇を閉じると、あごに梅干しのようなシワができる
・唇が分厚い
・面長
・鼻の下が長い
・出っ歯で歯並びが悪い
・鼻が小さく、鼻の穴が小さい

アデノイドというのは鼻腔とのどの境目にあるリンパ組織のことです。アデノイドは2〜5歳くらいまでは大きくなりますが、その後は通常だんだんと小さくなっていきます。

5歳くらいまではアデノイドが大きいため、この年齢くらいの子供は口呼吸をすることが多くなりますが、その後はアデノイドが小さくなると共にだんだんと鼻呼吸に変わっていくのが通常です。

ところが、花粉症などのアレルギーや、風邪による鼻炎で鼻が詰まり、口呼吸が続いてしまうと、アデノイドがなかなか小さくならず、肥大したままの状態となり、口呼吸がしやすくなる様な「アデノイド顔貌」へと変化していきます。

また、アデノイドが実際に肥大しなくても、口呼吸が癖になっていると、体が口呼吸に適応する結果、アデノイド顔貌になってしまうことがわかっています。

一旦アデノイド顔貌になってしまうと、成長した後にはその骨格を治すことはできません。アデノイド顔貌を防ぐためには、お子さんが小さなうちに親御さんが口呼吸に気づき、早めに対処することが大事です。

鼻づまりがある場合にはそちらの治療が必要ですし、鼻に問題がなく、口の周囲筋肉が弱いことが原因になっている場合には、矯正歯科で筋肉の訓練をして改善することができます。

もしお子さんが口呼吸をしている場合には一度ご相談ください。

 

インプラントが他の治療に比べて満足度が高い理由とは

2019年10月27日
インプラント治療は高額な治療費がかかりますし、手術が必要な治療です。それに加え、治療期間も長くかかります。

ですが、それにもかかわらず、インプラント治療は患者さんの満足度が高く、当院でもインプラントを選ばれる方が増えてきています。

一度インプラント治療を受けた方は、次の治療もまたインプラント治療を選ぶことが多いです。

インプラントがなぜ満足度が高いのか、詳しく見ていきましょう。

インプラントの良いところ

インプラントの模型

天然歯のように噛める

インプラントの代表的な良いところは、何と言っても、「天然の歯のように噛める」ことです。これは他の治療法に大きく差がつくところです。

他の歯に負担がかからない

インプラント治療では歯を失った部分に、他の歯の力を借りずに、単独に歯を立てることができます。そのため周囲の歯に負担をかけません。

お手入れが簡単

お手入れ方法が簡単なのも魅力です。入れ歯はいちいち外さなければなりませんし、ブリッジはつなぎ目の部分の形が複雑で、隅々まで磨くのが結構大変です。
インプラントはご自分の歯を磨くように磨けば良いので、お手入れで苦労することがありません。

見た目が自然

インプラントは、人工歯根を骨に埋め、表から見えるのは被せ物の部分だけですので、天然歯と見た目が変わらず、自然です。

これらのことをトータルで見ると、インプラントは、まるで自分の歯が蘇ったような感覚が得られることが大きな魅力だと言えるでしょう。

見た目や心身の若々しさを保ちやすいインプラント

若々しい女性の口元
上で挙げたメリットの他にも、長い目で見た時に、インプラントには他の治療法にはない大きなメリットがあります。それは、「見た目や心身の若々しさを保ちやすい」というところです。

歯を失った部分の骨の吸収を防いでくれる

入れ歯やブリッジの場合、歯を失った部分の骨は直接刺激を受けなくなるため、1年に1mmも吸収して痩せてしまうと言われています。

骨が吸収して痩せてしまうと、内側のボリュームが減りますので、顔の張りもなくなり、ほおがこけ、シワっぽくなり、老けた印象に見えてしまうようになります。

そしてその失われた骨というのは、自然に回復してくることはありません。一方、インプラントの場合、骨に埋め込んであるため、噛んだ力が骨に直接伝わり、骨の吸収を防いでくれます。そのため、お顔の張りが保たれ、若々しい見た目を長く保ちやすくなります。

認知症リスクを下げる

インプラントは、天然歯に匹敵するほどよく噛めますので、何でもしっかり噛むことができます。一方、入れ歯の場合だとあまりしっかりと噛めないことも多く、あまり噛まなくて済むようなもので済ませる場合が多くなります。

しっかり噛むことで脳が刺激され、認知症を防ぐ効果があることがわかっています。そのため、インプラントは認知症のリスクを下げてくれると言えるでしょう。

体の衰えを防ぐ

また、しっかり噛んでお口周囲の筋肉が鍛えられることで、体の衰えを防げることもわかっています。実際に体の衰えは噛む、飲み込むというような機能が衰えることで始まる人が多いようです。

歯を失った際の治療方法をどうするかにより、将来的にも見た目や健康年齢に差がついてくるといっても過言ではありません。

治療法を選ぶ際には、治療費のお得さ、治療の手軽さだけで選ばす、長期的なことまでよく考えて選ぶことをおすすめします。

 

難しい根の治療…でもマイクロスコープで成功率を大幅アップ!

2019年10月22日
根の治療は歯科治療の中でよく行われている治療の一つですが、根の内部という見えづらい部分を扱うため、非常に難易度が高い治療として知られています。ですが、近年、マイクロスコープの登場により、根の治療の精度を高め、成功率を上げることが可能になってきています。

根の治療は実は最も難しい治療の一つ

根の治療
根の治療は「根管治療(こんかんちりょう)」と呼ばれ、虫歯が神経に達してしまった場合や、根の奥に膿が溜まった場合に行われるもので、歯根の内部という非常に見えにくい部分を取り扱います。

根の治療は数多くある歯科治療の中でも一番難しい治療とも言われます。その理由の一つとして

「治療を行う部分を肉眼で見ることができない」

ということが挙げられます。歯根の内部というのはどんなに頑張ってみたとしても、肉眼では入り口と、せいぜいその少し奥しか見ることができません。つまり、歯科医師は悪くなっている部分に器具を入れて治療を行いますが、その実態はレントゲンのイメージを元に歯根の形態を想像し、手探りや勘で治療を行なっている状態なのです。

そして二つ目の理由として、

「歯根の管の形が複雑である」

ということが挙げられます。歯根の内部は1本の管状になっているのではなく、木の枝のように複雑に枝分かれしていたり、網目状になっていたりすることが多く、隅々まで器具を到達させることはほぼ不可能なのです。

根管治療の成功率はどれくらい?

根管治療の成功率というのはそれほど高くはありません。実際、保険診療で治療を行なった場合、根管治療の成功率は50%に満たない程度だと言われており、多くのケースで再治療が必要になるという、残念な結果に終わっています。

ですが、この再治療も初回の治療と同様に成功率は高くないため、結果的には歯を長持ちさせられないことも珍しくありません。

マイクロスコープを使った根管治療で成功率アップが可能に

マイクロスコープ
根管治療の最大のネックとも言える「見えない」という問題を解決する方法として、マイクロスコープを使った根管治療が挙げられます。マイクロスコープとは医療用の顕微鏡のことで、肉眼と比較して視野を20倍にも拡大して見ることができます。

マイクロスコープを使うことで、具体的に次のようなことが可能になりました。

実際に見えるので、汚染部分をより多く取りのぞくことができる

マイクロスコープを使用することで、根の深い部分まで確認することができるようになります。それゆえ、従来の「勘にたよる治療」とは異なり、複雑な根管の細部まで実際に肉眼で見ながら、汚染物質をより多く取りのぞくことが可能になりました。

歯質をなるべく多く残すことができる

従来の治療法だと、歯根内部、汚染部分が見えないため、汚染部分をなるべく多く取り除けるよう、内部を多めに削り取ることで、汚染部分の取り残しを防ぐ、という方法がなされていました。

ですが、この方法だと、健全な部分まで無駄に削られてしまうというデメリットがありました。歯が多く削られると、歯が薄くなり、結局は歯の噛む力がかかり続けて歯が割れてしまうため、歯の寿命が短くなってしまいます。それゆえ、この方法はあまり良いとは言えませんでした。

でも、マイクロスコープを使うことで、健康な部分を削るのを避けることができ、なるべく歯をしっかりと残すことが可能になりました。

 

八重歯はそのままでも大丈夫?八重歯を矯正した方がいい理由

2019年10月13日
八重歯の人は日本では珍しくなく、「かわいい」というポジティブなイメージを持たれていることが多いようです。確かに八重歯は可愛らしいですが、実は歯の健康上ではあまりポジティブだとは言えません。

今回は、八重歯はなぜ歯にとって不健康なのか、八重歯を治すことにどんなメリットがあるのか、そして八重歯を治す治療法にはどんなものがあるのか、についてご紹介します。

八重歯は歯の健康に悪い?

八重歯の女性
八重歯に悪いイメージを持っている人はあまりいないかも知れませんが、実はこれは「叢生(そうせい)」と呼ばれる不正咬合の一種です。

不正咬合は歯や体にとって色々と都合の悪いことを起こしてきます。八重歯ももちろん例外ではなく、放置しておくことで様々な弊害が起こってきます。

虫歯や歯周病のリスクを高める

八重歯の部分は磨き残しが出やすく、その部分から虫歯や歯周病が起こりやすくなります。ということは、いずれ歯の寿命を縮めてしまうことになります。あまり高齢の方で八重歯を見かけないのは、そういうことも関係していると思われます。

歯周病に関しては、全身の健康とも大きな関わりがあることがわかってきており、八重歯のせいで歯周病リスクが高まることで、全身の病気リスクも高くなってしまうと言えるでしょう。

口内炎ができやすい

八重歯は犬歯が前に出ている歯並びですので、ちょっとしたことで唇を傷つけやすく、そこから口内炎になりやすいのもデメリットです。このように歯が常に粘膜に刺激をしていると、口腔ガンのリスクも高めてしまうことがわかっています。

顎関節症のリスクを高める

不正咬合は、顎関節症を起こしやすくします。顎関節症になると、顎周辺の痛みを起こしたり、顎関節の雑音、口が開きづらい、などの様々な不快症状を引き起こします。また、頭痛や肩こり、首の痛み、耳鳴りなど、体の不調まで起こりやすくなります。

他の歯もダメにしやすい

犬歯は、本来歯を横にずらす際に、支点となる歯です。それゆえ、犬歯は全ての歯の中で最も長い歯根を持っています。ですが、八重歯の場合にはその役目が果たせず、他の歯にその分負担がかかりますので、他の歯が早くダメになってしまう可能性が高くなります。

八重歯を治すことで得られるメリット

八重歯を治すと、虫歯や歯周病にかかりにくくなり、歯を長持ちさせやすくなります。また、歯が健康になると、全身疾患のリスクを下げることにもつながります。

噛み合わせが正常になることで、不正咬合によって起こる顎関節症や体の不調を感じることもなくなってきます。また、噛み合わせのバランスが安定し、効率よくしっかりと噛めるようになるので、胃腸に負担もかからなくなり、栄養もよく吸収されるようになりますし、日常生活やスポーツにおいても十分に力を発揮しやすくなります。

八重歯の治療法

歯列矯正
八重歯を治す治療法には主に次の2つの方法があります。

歯列矯正

八重歯は歯が並ぶところの大きさに対し、歯が大きすぎるために起こっています。これを重なりなく並べるためには、歯を数本抜いて(間引いて)十分なスペースを作り、できたスペースに歯を並べなければなりません。

歯列矯正は歯を削ることなく、歯そのものを動かして理想的で健康的な歯並びに仕上げることができるのが大きなメリットです。

セラミック矯正

矯正装置をつけたくない、予算的に難しい、早く八重歯を解決したい、というような場合には、歯を削ってセラミックを被せる「セラミック矯正」という方法があります。

この方法では、通常の矯正治療とは違い、歯そのものの位置は変えずに歯を削ってセラミックを被せて歯並びを整えます。歯を動かす手間がかからないため、歯列矯正とは違い、短期間で手っ取り早く歯並びを改善することが可能です。

ですが、歯並びによっては健康な歯を大量に削らなければなりませんし、歯の神経を取らなければならないケースや、邪魔な歯を抜歯しなければならないケースもあります。

健康な歯を削ると、歯は弱くなってしまい、将来的には歯が長持ちしなくなるリスクがあるため、その部分をしっかりと理解しておく必要があります。

八重歯を治療する場合、治療費や治療期間を比べて安易に選択せず、将来的なことまで長期的に考え、慎重に治療法を選択することをおすすめします。

 

歯周病とアルツハイマー型認知症との関係

2019年10月6日
歯周病が体の様々な病気と関係していることが次々と明らかになってきています。そんな歯周病ですが、アルツハイマー型認知症との関連性も指摘されています。

アルツハイマー型認知症とは?

アルツハイマー型認知症とは?
認知症というのは、物事を認識したり、記憶したり、判断したりというような機能に障害を受けて、社会生活において支障をきたしてしまう状態のことを言います。

認知症にはいくつかタイプがありますが、アルツハイマー型認知症はその中の一つのタイプで、認知症の中の6〜7割がこのアルツハイマー型認知症だとされています。
現在、高齢化社会に伴い、アルツハイマー型認知症患者は増加していると言われています。

アルツハイマー型認知症の症状

アルツハイマー型認知症というと、「記憶がだんだんとなくなる」というイメージを持つ人が多いですが、具体的には次のような症状が出てきます。

・少し前に起こった記憶がなくなる
・時間や場所がわからなくなる    
・人の顔や物の区別ができなくなる
・言語障害が起きてくる
・家事や仕事がだんだんとできなくなってくる
・日常生活(食事、風呂、着替えなど)がまともにできなくなってくる

一般的に、病状が進むにつれて症状は悪化し、最終的には寝たきりになって10年くらいで死に至るという経過をたどることが多いようです。

歯周病とアルツハイマー型認知症の関係

歯周病とアルツハイマー型認知症の関係
アルツハイマー型認知症にかかると、脳に様々な異変が起きてきます。これらの異変は、脳の内部にβ(ベータ)アミロイドと呼ばれるタンパク質が蓄積することが一因だとされています。そして、このβアミロイドは歯周病になると増えてくることがわかっています。

歯周病にかかると、歯周病細菌が産生する毒素が血管に入り、全身を巡ります。その毒素は脳内にも到達し、そこで炎症性物質がたくさん作り出されます。そしてこの炎症性物質がβアミロイドを増やし、脳にダメージを与えてしまうと考えられているのです。

実際に、βアミロイドが蓄積し始めてから認知症を発症するまでは25年くらいかかると言われています。認知症は70歳前後で発症する人が多いと言われていますから、だいたい45歳頃から認知症の予防を始める必要があるということになります。

歯周病に関しては、30歳前後くらいから発症する場合が多いので、認知症のリスクを減らすためには、出来るだけ若いうちから歯周病対策をしていくことが大切になってきます。

歯を失うことでも認知症にかかりやすくなる

歯を失うと、よく噛めなくなります。噛めなくなると、脳に刺激が伝わりにくくなるため、認知症が進行しやすくなると言われています。

歯周病は歯を失う原因の第一位の病気です。それゆえ、歯周病対策をしっかりと行い、歯周病予防をしていくことで、歯をできるだけ残すことができようになるため、認知症にかかるリスクを大きく下げることができると言えるでしょう。

でも、すでに歯が抜けている場合や、現在歯周病であったとしても、しっかりと歯周病治療を行いつつ、抜けている部分に入れ歯やインプラント、ブリッジで歯を補うことで、認知症を予防することは可能です。

大切なのは、悪い部分を放置しないことです。歯はしっかりと治療をし、メインテナンスを続けていくことで良い状態を保ち続けることは可能です。ぜひあきらめずにお手入れしていきましょう。

 

お口の中をよく噛んでしまう、という方へ 原因と対策

2019年09月29日
お口の中をうっかり噛んでしまう、ということは誰にでもありますが、噛むのが頻繁な場合、何か根本的な問題が隠れていることがあります。お口の中を噛んでしまう原因と対策について見ていきましょう。

口の中を噛んでしまう原因

口の中を噛んでしまう原因

加齢

加齢とともに、頬の張りがだんだんと失われ、当然内側もたるんでくるために頬の肉を噛みやすくなります。

噛み合わせの高さの低下

歯は使うほどにすり減って高さを失い、全体的に噛み合わせが低くなってきます。それに伴い、頬の肉が余って噛みやすくなってしまいます。古い入れ歯の場合も、噛み合わせの高さが低くなって頬を噛みやすくなります。

被せ物の形

歯科治療で新しい被せ物に替えたばかりの頃や、新しい入れ歯を入れたばかりの頃は、噛み合わせに馴染むまで頬や舌を噛みやすくなることがあります。

不正咬合

歯並びがガタガタになっている場合、外側や内側に入っている歯が頬や舌、唇を巻きこみやすくなります。

顎関節症

顎の関節にズレがあったり、噛む筋肉がアンバランスになったりすると、口の中を噛みやすくなることがあります。

体調不良・疲れ

疲れが溜まっていたり、体調が悪かったりすると、普段は問題なく行われているあごの運動がうまくできなくなることがあります。これは、通常だと頬や舌を噛ないような動きを脳が記憶して無意識に行なっていることが、疲労時や体調不良時だとうまく働かなくなるためだと言われています。

肥満

太ると頬が内側にも張り出し、頬の内側を噛みやすくなります。

口の中を噛んでしまう場合の対処法

新しい被せ物、入れ歯で頬や舌を噛みやすくなった場合

ほとんどの場合、新しい被せ物や入れ歯に慣れてくると、脳が噛まなくなるような動きを次第に覚え、噛まなくなります。

ですが、中には上下の歯の位置関係で頬や舌が巻き込まれやすくなっているケースもあります。そのようなケースでは、歯の形を修正した方が良い場合もあります。

入れ歯を使い続けて頬を噛みやすくなってきた場合には、噛み合わせの高さが低くなってしまっている可能性が高いため、作り直しを考えた方が良いでしょう。

噛み合わせの低下によるものの場合

歯ぎしりなどをしている人はとくに、歯がすり減りやすく、噛み合わせが低くなりがちです。歯ぎしりは意識して止めることが難しいため、歯を就寝時に歯ぎしりから保護するマウスピースをつけた方が良いでしょう。

不正咬合が原因の場合

歯並びを整えると問題を根本的に解決できます。歯や歯茎の健康のためにも矯正治療はおすすめです。

顎関節症の場合

この場合には顎関節症の治療を行う必要があります。

体調や疲れが原因の場合

休息を十分に取ることで問題は起こらなくなるでしょう。

肥満、たるみが原因の場合

肥満の場合には痩せることで解決できる可能性が高いでしょう。加齢などによる頬のたるみの場合には表情筋を鍛える顔の体操なども効果的です。

口の中を噛んで傷つけてしまった時は

口の中を噛んで傷つけてしまった時は
少し噛んだ程度であれば、安静にしておけば自然に治るので問題ありません。もし傷がひどい場合には、早めに歯科で診てもらい消毒をした方がよいですが、それまではなるべく傷口を不潔にして口内炎などにならないよう、洗口剤などでうがいをよくしておきましょう。

あまりお口の中を頻繁に噛む状態が続くと、まれではありますが、口腔ガンなどの原因になる可能性もあります。頻繁に噛む場合には一度歯科で相談してみましょう。

 

矯正治療中、虫歯対策はどうする?

2019年09月22日
矯正治療をして歯並びを整えると、口元の見た目が良くなるだけでなく、歯のお手入れがしやすくなり、虫歯や歯周病にもかかりにくくなります。ですが、矯正治療中は、歯に装置を固定している場合、虫歯リスクが一時的に高まり、油断をすると虫歯ができてしまいます。

そこで今回は、矯正治療中に虫歯を防ぐための方法についてご紹介していきたいと思います。

矯正治療中は歯磨きがしにくい

矯正治療中は歯磨きがしにくい
矯正治療でもっとも多く行われているのは、歯の表面に「ブラケット」と呼ばれる装置をつけてワイヤーを通す、ワイヤー矯正(ブラケット矯正)と呼ばれるものです。

最近では「マウスピース矯正」という目立たない矯正も人気が出てきており、この方法だと虫歯のリスクが高くなることはありません。ですがこの方法の場合、適用症例が限られますので、全ての場合で行えるわけではありません。

ワイヤー矯正の場合、ほぼどんなケースにもフレキシブルに対応できるので、やはりこちらで行われるケースが多くなります。

ワイヤー矯正は、ほぼどんな症例にも対応できるメリットがあるのですが、歯の表面に装置が付き、その上にワイヤーが通るため、歯垢がたまりやすく、虫歯リスクはどうしても高くなってしまいます。

矯正治療中の虫歯対策、どうしたらいい?

矯正治療中の虫歯対策、どうしたらいい?

正しい歯の磨き方を身につけましょう

虫歯を予防するには、まず正しい磨き方で行う必要があります。これは矯正中でなくても、正しい磨けていなければ虫歯ができる可能性がありますので、どんな場合にでも言えることです。

ですが、歯に装置がつくと、歯垢はもっとたまりやすくなります。「歯磨きをやっているのに虫歯になってしまう」、という人がいますが、そういう場合、磨きを「ただやっているだけ」ということが多いようです。

虫歯にならないようにするためには、自己流の磨き方ではなく、歯科医院で正しい歯磨き方をまずは教わりましょう。

歯ブラシ以外の道具も使いましょう

歯ブラシだけで隅々まで磨くことは不可能ですので、矯正中かそうでないかに関わらず、歯ブラシ以外の補助清掃器具を使うことは大切です。

特に歯の矯正中は、特に歯に固定されている装置周囲に歯垢がたまりやすくなります。また、その上にワイヤーなどが付きますので、より一層きれいに磨くのが難しくなります。

歯ブラシ以外の道具としては、毛束の小さいタフトブラシや歯間ブラシなどを使うと良いでしょう。詳しくはブラッシング指導時にアドバイスがあると思いますので、参考にしてみてください。

フッ素を活用しましょう

虫歯にまけない歯を作っておくことも大切です。ご家庭でフッ素入りの歯磨き剤を使うことで、歯質を強化することができます。また歯科医院で定期的に高濃度のフッ素塗布を受けることで、より一層歯の質が強化されます。

食生活に気をつけましょう

虫歯予防のためには、歯磨きだけでなく、食生活にも気をつけなければなりません。いくら歯磨きをちゃんとやっていたとしても、間食が多く、糖質を多く摂取しているようであれば、歯垢がたまり、虫歯ができてしまいます。まずは規則正しい食生活を心がけ、間食は控えるようにしましょう。

予約をキャンセルしないようにしましょう

矯正治療の予約のキャンセルが多く、治療間隔がその都度大きく開いてしまうと、矯正治療効果が出なくなるだけでなく、装置周囲に蓄積した歯垢によって虫歯ができる可能性が高くなります。できるだけ予約はキャンセルをしないようにするのが歯並びにとっても、歯の健康にとっても大事です。

矯正治療中でも、しっかりと対策することによって虫歯は防げます。ぜひ参考にしてみてください。

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