徳島大学歯学部卒業後、愛知県大府市にてこころ歯科クリニックを開院。マイクロスコープ(手術用顕微鏡)を歯科治療に利用し、またそれに関する講演も行っている。
外傷で抜ける場合というのは、交通事故や転倒、喧嘩、格闘技、球技といったスポーツが挙げられます。このような状況と言うのは急に起こりますので、あらかじめ対処法を知っておくことで慌てずに冷静に対処することができます。
抜けた歯がなければ当然もとに戻すことはできません。そのため、抜けた歯をいち早く見つけるようにしましょう。
歯根の表面にある歯根膜に極力ダメージを与えないということが大事になってきますので、歯に触れる場合には歯冠(歯の頭部分)を持つようにしましょう。歯が汚れてしまっている場合には歯冠を持って流水でさっと数秒間洗い流すようにしてください。決してしつこくゴシゴシ洗ったりしないようにしてください。
歯を乾かさないことも重要です。歯科医院に持っていくまでの間は、生理食塩水か牛乳(砂糖などが入っていないもの)に入れるか、もしなければ口の中に含み唇と歯との間にキープしておくようにします(飲み込んでしまわないように)。決してティッシュなどに包むなどはしないようにしてください。
歯を元の位置に戻せるかどうかは、早めの処置にかかっています。できるだけ早く歯科へ連絡を入れ、早めに対処してもらいましょう。
後日、歯の神経を取り除く処置をします。歯が抜けた時点で、歯の神経は根元から断たれてしまっていますので、神経を取らないと中で腐ってしまうためです。その後歯と骨がしっかりとくっついたのを確認後、固定を取り外します。
歯の状態に応じ、詰め物または被せ物をして治療終了です。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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15:00-18:30(最終受付18:00) | ○ | ○ | ― | ○ | ○ | ― | ― |
※土曜日の診療時間は9:00-14:00(最終受付13:30)です
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