Case

他院で抜歯が必要と診断された根管治療case

    • before before
    • after before
  • 症例情報

    主訴 左上の差し歯が取れた。鈍痛もある。他院で2件見てもらったがいずれも歯が短くて根の先が痛んでいるから残すことは難しく,抜歯の必要があると言われた。
    治療方法 マイクロスコープで根管内を確認して,破折していなければ根管処置を行う。その後症状が消えれば根管内をMTA(Mineral Trioxide Aggregate)で根充する。
    年代 40歳
    性別 男性
    費用 感染根管処置(小臼歯)¥ 121.000(税込)
    メタルボンド冠 ¥ 126.000(税込)
    治療期間 3ヶ月
    来院回数 6回
    メリット 肉眼では認識できない根管内や根尖の状態もマイクロスコープの拡大明視野下では見て治療ができる。
    リスク MTAセメントにより根の変色や歯根破折のリスクがある。ナイトガードは必須。
  • 治療詳細

    長い金属の土台が入っていた。慎重に慎重に除去。

    当時はまだメタルボンド冠を使用。

    今年で10年経過。長いような,短いような。

  • 当院からのコメント

    この先あと何年この歯がもつかどうかは残念ながら明確には言えません。10年前まだ習いたてのマイクロスコープを使って右往左往しながら治療して10年が経過して,教科書通りの抜歯基準も大事ですが,歯を抜歯するかどうかの判断は歯根破折していなければ先延ばししてもいいことを学ばせてもらった症例です。

    根管治療に関するページはこちらhttps://www.kokoro-dc.jp/rootcanaltherapy/

PAGE TOP