歯が20本以上ある80歳以上の方で認知症や寝たきりや介護の必要な方は極端に少なく残っている歯の本数と認知症との相関関係は明らかになっています。
また歯があってもうまく咬みあっていなければ同様のことです。
咬むことにより唾液がでて、食物をすりつぶすことにより内臓への負担を減らし、正しいかみ合わせを保つことで全身の姿勢やバランスを整えることが出来ます。
つまりしっかりと咬めることは記憶力や思考力の低下を防ぎより自然で若々しくいられるための必須条件なのです。
医療は決してマジックではありません。
一つ一つのステップをこつこつとこなしていくこと今出来ることの中から最善と思われる方法を確実に行うことが何よりも大切だと思っています。
人の口の中は千差万別で、ひとつの治療方法だけに頼るのではなく、一人ひとりのお口の状態に合わせ、様々な治療方法や技術を組み合わせ統合して入れ歯作りをする必要があります。
患者様のお口の中は、あごの骨の減り具合、噛み癖、あごの粘膜の硬さ、上と下のあごの位置関係、あごの関節の動き方、舌の動き方など、複雑な状況が絡み合っています。
それらの問題点を解決できなければ、見た目が良くても噛めない、痛い、落ちやすい、発音しにくい入れ歯になってしまいます。
患者様のお口の中の状態を詳しく調べ、様々な治療法の中から適したものを組み合わせ統合し、その患者様個人に合った入れ歯・総入れ歯をお作りするのが、こころ歯科クリニックの入れ歯治療です。
入れ歯(義歯)の製作は歯科医院で行い、
その場で歯科医師は患者さんの要望をお聞きし、型取りや噛み合わせを調べたりして製作していくのですが、あなたは技工士さんとお会いした事があるでしょうか?
医院で型取りしたものなどを基に実際に入れ歯(義歯)を製作するのは技工士さんです。
当然、技工士さんも患者さんの口元や顎の大きさ等を実際に見せていただきながら、それに基づいて製作していく事が一番理想的です。
ところが、保険診療の場合は時間と費用の制約から、実際に時間を掛けて技工士さんと一緒に診させて頂き、患者さんとじっくり話し合いながら入れ歯(義歯)つくりを進めていく事は不可能です。
したがって、技工士さんは、見たことが全くない患者さんの入れ歯(義歯)を「想像で」「何となく」「感覚で」作っている場合がほとんどです。
これではまず理想的な入れ歯(義歯)は作れません。
こころ歯科クリニックでは、じっくりと時間をかけ(場合によっては1~2時間以上)、
患者さんの要望をじっくりお聞きし、歯科医師、そして技工士さん立会いのもと、何度も検討を重ねていきながら入れ歯(義歯)の製作を進めております。
こころ歯科クリニックでは、カウンセリングを大切にしています。
入れ歯に関するお悩みやご要望、全身の健康状態や服薬中のお薬について等お聞きします。
医師が口腔内を診察し、患者さまそれぞれのお口に合う入れ歯、ご要望に合う入れ歯の設計を検討します。
「入れ歯をはずしてください」「入れ歯をはずして洗いますね」と何気なく使ってしまう言葉。
これは例えば、美容院で
「カツラをはずしてちょっと調整しますね」「カツラの具合はいかがですか」というのと同じことだと思っています。
誰にも見られたくない、知られたくない、そんな方のために、個室でのご相談・治療を行っております。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
9:30-13:30(最終受付13:00) | ○ | ○ | ― | ○ | ○ | ※ | ― |
15:00-18:30(最終受付18:00) | ○ | ○ | ― | ○ | ○ | ― | ― |
※土曜日の診療時間は9:00-14:00(最終受付13:30)です
※初診の方の受付は平日18:00、土曜日13:00までとなります
※当院は完全予約制のためお越しの際は必ずお電話下さい