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こころ歯科クリニックからのお知らせ

こころ歯科クリニックは2017年9月で開業以来10年目という節目の年となります。開業して以来多くの方に支えられ、また絶えず歯科に関する様々な勉強を続け、治療方針も、治療方法も変化してまいりました。勉強すればするほど歯科治療の奥深さに圧倒され、その責任の大きさに恐怖にも近い感情に苛まれることが、歯科医師になって随分と経った今でもよくあります。
また当院の基本姿勢としてマイクロスコープ(手術用顕微鏡)の拡大視野下での治療、拡大視野下でのメインテナンスを最重要事項と考え、よく見て診断する、よく見て治療する、よく見て汚れを取る、ことを心がけており、多くの集中力と術者の目に負担がかかります。そのため残念ながら多くの患者さんを診る、早く適当に治療することには当院のシステムは不向きです。

歯科の保険治療でカバーできること例えば、診査のための口腔内写真やレントゲン写真を撮影する。悪くなってしまった歯を抜く、痛くてしょうがない時の応急処置等は保険治療があることで負担を少なくすることができ、諸外国に比べ非常に恵まれていることであると思います。しかし例えば虫歯を治療した後に保険治療では金属、あるいはレジン(プラスチック)を詰めますが、歯と硬さが異なるものを入れた場合、咬合の力で元の歯にヒビを入れてしまうことが明らかになっています。
また金属アレルギーの原因になることもわかっています。当院では保険治療で安いからといって悪いとわかっているものを体に入れることに抵抗感を抱きつつ、患者さんにもそのように説明をしています。
治療方針の変化とともに診療体系や治療費も変化しています。今後ともスタッフ一同精進してまいりますので宜しくお願いいたします。

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