blog【blog】マイクロスコープ
単なる虫歯でもその根本的な原因は。。。①
奥歯でしか咬んでいないため臼歯部に負担がかかりヒビが入ることにより虫歯菌がひび割れ深くに侵入してしまう。
前歯が咬んでいないとそのスペースから空気が漏れるため、唾を飲み込む時も食事の時も無意識に舌でそのスペースを封鎖して飲み込む。その度に前歯が押され、徐々に前歯が前に出てきてしまう要因となっていると思われる。
歯ブラシもしっかりしているし、今まで定期検診もしっかりと通われているにもかかわらず、奥歯の治療を繰り返している。
見た目が変わるのはもちろんだが機能的に咬合を改善するために(具体的には”普通に咬んだ時、前歯も奥歯も咬んでいて、下顎を左右に動かした時、上下の犬歯だけであたり、前歯も奥歯も干渉しない”)全顎的矯正治療を行う。
矯正治療終了。
歯の位置が良くなったので、金属の詰め物が入っている部位を順番にセラミックに変えていく。
マイクロスコープの拡大明視野下でヒビ割れの部分を追いかけていくとその中に大きな虫歯が存在する。
金属の下には前医での治療で取り残した虫歯がある。もし肉眼やルーペで私が治療した場合でも必ず虫歯を取り残す自信がある。
2025年現在も定期的なメインテナンスに通われ、治療終了後8年経過。大きな問題は起きていない。
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