News & Blog

マイクロスコープでの歯石除去が必要な理由...

”予防歯科”という言葉がテレビCMなどを通して随分と広まりました。定期検診に通って虫歯や歯周病を予防しましょうと。もちろん定期検診は非常に重要でその必要性は十分に立証されています。では定期検診に通ってさえいればずっといい状態を保てるかというとなかなかそうはいかないのも事実だと思います。

以下に示す論文は非常に有名な論文で、歯周ポケットが7ミリ以上ある場合に肉眼やルーペで繰り返し歯石除去を行えば(=定期検診に通えば)健康な状態になるかどうかを経過を追っていったcaseで、クリーニングをしてある程度は歯肉からの出血(BOP)の低下は見られるものの、あるところでその割合は止まり、クリーニングの回数を増やしても出血の量が0%になることはなかったというものだった。十分経験のある歯科医師が行った場合でもその結果にあまり差はなかったともあった。

通常歯石が完全に除去できれば歯肉からの出血はほぼなくなる。しかしこの論文より出血が無くならないということは歯石の取り残しがあるということ。肉眼やルーペでの視野には限界があることが示唆される。当院でもまだマイクロスコープがなかった頃から通っていただいていた方で下の前歯の一か所からだけ出血があるとのことでマイクロスコープの拡大明視野下での処置を行った動画を以下に示す。この方の治療以来、当時視力は1.5で臨床経験20年以上経っていた院長である私の肉眼は、口の中の小さな小さな領域ではあまりにも無力で見えてると思っていただけで信じてはいけないことを実感した。

マイクロスコープでの歯肉縁下歯石除去の動画はこちらから

 

 

大府で「歯科」「歯医者」をお探しなら、まずは当院へご相談ください。精密な診断とマイクロスコープを活用した丁寧な治療で、あなたに合う方法をご提案します。詳しくは各ページ(矯正治療/インプラント/マイクロスコープ/歯周病治療/衛生士による予防プログラム/アクセス)もご覧ください。オンライン予約も可能です。「大府 歯科」「大府 歯医者」で迷ったら、こころ歯科クリニックへ。

矯正治療に関するページはこちら

歯周病に関するページはこちら

マイクロスコープに関するページはこちら

執筆者情報

監修・こころ歯科クリニック 院長・歯科医師

Shinjiro Hata

略歴

徳島大学歯学部卒。2007年に愛知県大府市でこころ歯科クリニックを開設。マイクロスコープと歯科用CTを軸に臨床を行い、国内外で顕微鏡歯科の講演・症例発表を継続。2021年には、 「第6回Academy of Surgical Microscopic Clinical Dentistry」(臨床応用顕微鏡歯科学会)で最優秀賞を受賞。
詳しい経歴は、「スタッフ紹介」をご覧ください。( → スタッフ紹介 )

専門・監修分野

マイクロスコープを用いた精密・低侵襲治療、根管・歯周治療、インプラント、オーダーメイド精密義歯、咬合・矯正の診断サポート、歯科用CTによる画像診断、予防メインテナンス。記事ではこれらの基礎情報とセルフケアを中心に執筆します。

メッセージ

「痛みを抑え、削りすぎない、諦めない」を基本に、検査と説明を丁寧に行い、写真で“見える化”。患者さんと相談しながら選択肢を提示し、根拠に基づく安全性と継続ケアを重視します。
※診断・治療の可否は、口腔内の状態により異なるため、受診のうえご相談ください。

〒474-0038 愛知県大府市森岡町1−187
TEL:0562-44-2111

【診療時間】
9:10~13:20(最終受付12:50)/ 14:40~18:10(最終受付17:40)
土曜 9:00~14:00(最終受付13:30)

PAGE TOP