インプラント
開口症例に対して矯正とインプラント治療で対応したcase
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症例情報
主訴 左上6番あたりが痛み出してきた。他院で3年前に左上と右下にインプラントを入れたが治療方針に不安を感じそのまま通うのをやめた。 治療方法 初診時の前歯部咬合関係は開口。左側犬歯は欠損に対してインプラントによる修復済み。右側犬歯は歯根にかなり長いコアがすでに入っている。修復済みの冠が壊れないようにわざと咬合させていないのか、もともと開口でなのかわからない。臼歯部への負担が強く、右下第2小臼歯はすでに欠損していてインプラント修復済み。右下第2大臼歯はインプラント埋入まで済んで当院に来院。左上第一大臼歯も破折していて崩壊寸前。他の部位も破折まではいかないが咬合負担による神経の処置済み歯や齲蝕歯が多い。
本来の原因である前歯の咬合関係を改善できなければ,歯が割れて抜歯をして、そこにインプラントを入れてという,この負の連鎖は多くの歯を失うまで続いてしまう。前歯と犬歯の咬合関係を改善し,臼歯部への負担を軽減するために全顎的矯正治療を行う。その後補綴修復を行い咬合を確立する。年代 57歳 性別 女性 費用 矯正治療 ¥990,000(税込)
歯肉移植 ¥88,000(税込)
セラミックインレー ¥104,500×2本(税込)
ジルコニア冠 ¥165,000 x 14本(税込)
インプラント ¥495.000(税込)(左上6番のみ)治療期間 矯正期間6ヶ月
補綴修復期間8ヶ月来院回数 矯正期間1回/月
補綴修復期間 2回/月メリット 矯正治療により見た目が良くなるだけでなく、ブラッシングもしやすくなり、虫歯のリスクを下げることができる。また全体で噛めるようになるため、臼歯部への過度な負担を減らすことができる。 リスク 左側犬歯は欠損に対してインプラントによる修復済み。右側犬歯は歯根にかなり長いコアがすでに入っているため,ナイトガードは必須。また定期的な咬合調整,メインテナンスが必要であることを説明。 -
治療詳細
初診時の前歯部咬合関係は開口。左側犬歯は欠損に対してインプラントによる修復済み。右側犬歯は歯根にかなり長いコアがすでに入っている。修復済みの冠が壊れないようにわざと咬合させていないのか、もともと開口でなのかわからない。
インプラントが既に処置されている左上犬歯部は歯茎ラインの不調和と排膿を認める。インプラント周囲のバイオタイプを改善するため,十分な厚みと幅の上皮下結合組織を移植していく。
インプラント周囲の歯周組織の抵抗力を上げることができた。また矯正治療により前歯でも噛めるようにすることで臼歯部への負担を軽減することができた。 -
当院からのコメント
インプラントに関するページはこちらhttps://www.kokoro-dc.jp/implant/