Case

歯肉退縮に対して矯正治療と結合組織移植術で対応したcase

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  • 症例情報

    主訴 歯並びを治したい。歯肉が下がっているのが気になる。
    治療方法 全顎的矯正治療 結合組織移植
    年代 30代
    性別 女性
    費用 矯正治療費 ¥990.000
    歯肉移植 ¥88.000
    治療期間 矯正治療 12ヶ月
    来院回数 1回/月
    メリット 移植するのにご自身の上顎口蓋の結合組織を利用するため、アレルギー反応もなく術後ほとんど痛みを伴わない。
    リスク 退縮量が多ければ、一度で完全に被覆できない場合があり、数回の手術を要する。
  • 治療詳細

    初診時 他院にて矯正治療を行うも痛くて途中で辞めてしまったとのこと。歯肉退縮も気になるとのことでかかりつけ医より紹介で来院。

    左側上下の犬歯が顕著に退縮を認める。

    あまりにも歯肉が退縮してしまっていたため、一回めの歯肉移植を行い、その後歯根の位置を整えるため全顎的矯正治療を行う。

    術後8年経過時 全顎的矯正治療終了後、数本ずつ結合組織移植術で露出した歯根面の被覆を行っていった。歯根の位置と歯肉の厚みと噛み合わせが長期で維持できるかどうかのポイントとなる。

  • 当院からのコメント

    露出した歯根面に対して、歯肉退縮してしまった原因(歯並び、食いしばり、歯軋りなど)を解決しないまま歯肉移植したとしても、少しの間は維持できるのかもしれないが、必ず再発してしまうと思われる。この患者さんにはまず矯正治療を行い、歯根のポジションを整え、その後に歯肉移植をマイクロスコープの拡大した明視野で手術を行なっている。もちろん夜間のマウスピースは必須である

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