歯列矯正
下顎前突と上顎犬歯の低位唇側転位(八重歯)を伴う矯正治療case
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症例情報
主訴 左上奥歯の被せ物が取れた。 治療方法 全顎的矯正治療 年代 20代 性別 女性 費用 矯正治療費;¥990.000 治療期間 24ヶ月 来院回数 1回/月 メリット 矯正治療をすることで見た目が良くなることはもちろんだが、歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病になりにくい口内環境になる。奥歯への負担も軽減する。 リスク 骨格が年齢的に既にできてしまっているため、完全に正中を合わせることは困難であることを説明した。また抜歯した左上6番の歯槽骨がもともと少ないため、矯正治療で隙間を埋めることは難しいことを説明した。 -
治療詳細
初診時(上顎)
矯正スタート時(上顎)
矯正治療終了時(上顎)
矯正スタート時(下顎)
矯正治療終了時(下顎)
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当院からのコメント
20代の若さで奥歯を抜かなければならなかった理由は、前歯が反対咬合で尚且つ犬歯が咬合に参加していないため、臼歯に過度な力がかかってしまい歯にヒビが入り、虫歯になってしまったためと思われる。前歯の咬合関係を改善しない限り、咬合の崩壊を止めることができないと判断したため、患者さんに説明し、主訴は歯並びを治したいではなかったが、長期の治療を受け入れていただいた。矯正治療終了間際にご結婚され遠方へ引っ越しをされてしまったため、最終的な補綴治療まで行うことができなかった。ただただ幸せをお祈りいたします。
矯正治療に関するページはこちらhttps://www.kokoro-dc.jp/orth/