Case
症例紹介

親知らずの影響と思われる歯列不正に再矯正したcase

• • before

  • after

• 症例情報

  主訴	歯並びを治したい
  治療方法	全顎的矯正治療
  年代	20代
  性別	女性
  費用	全顎的矯正治療　￥990.000
  治療期間	最初の矯正期間　２４ヶ月 再矯正治療期間　９ヶ月
  来院回数	1回/月
  メリット	矯正治療をすることで見た目が良くなることはもちろんだが、歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病になりにくい口内環境になる。
  リスク	骨の深い位置にあり、神経に近接した親知らずを抜く必要がある。

• 治療詳細

  

  初診時（１１歳）歯並びを治したいということで矯正治療をスタート

  

  ２０２１年（１１歳）初診時　丸で囲んだ部位の骨の中に親知らずをうっすら認める。

  

  ２０１５年（１５歳）　矯正治療を終了してしばらく経ったメインテナンス時（ただし親知らずは依然骨の中に存在する）

  

  ２０２１年（２０歳）　メインテナンス時　親知らずの影響と思われるが、再び前歯が噛まない状態に。

  

  レントゲンで親知らずが萌出してくる過程で矢印の方向に骨の中で前方の歯を押してしまっていると思われる。骨の中で起きているためもちろん本人は痛みも違和感もない。

  

  ２０２２年（２１歳）　親知らずを抜歯した後、再矯正治療スタート

  

  矯正治療終了時

• 当院からのコメント

  極端な受け口でない限りあまり早期から本格的な矯正治療は行なっていない。理由はいくつかあるが、一つに親知らずの存在がある。親知らずが骨の中ででき始め、萌出してくる向きがよくない場合、痛みも違和感もなく歯列を乱す原因となることが多い．萌出してくる方向を正確に予想するのは頻繁にレントゲンを撮れば可能かもしれないが現実的ではない。親知らずやその周辺に痛みがあれば抜歯もおすすめしやすいが、矯正治療を選択した場合、矯正治療が終わるまでには親知らずを抜いておく必要がある。

  矯正治療に関するページはこちら

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