Case

教科書的には抜歯となってしまう可能性が高かった根管治療case

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  • 症例情報

    主訴 前歯の歯茎が腫れていて違和感がある。他院で抜いた方が治療が1番早いと言われた。抜いてブリッジにしたほうがいいと言われた。健康な歯はなるべく削りたくない。インプラントもまだしたくない。
    治療方法 歯根破折が認められなければまずは感染根管処置を行う。症状が改善されなければその後,歯根端切除術を行う。
    年代 45歳
    性別 女性
    費用 感染根管処置(前歯) ¥73.500
    歯根端切除 (当院で行った歯内療法後半年以内の外科的歯内療法だったため半額)¥52.500
    治療期間 感染根管処置 3ヶ月
    来院回数 6回
    メリット 肉眼では認識できない根管内や根尖の状態もマイクロスコープの拡大明視野下では見て治療ができる。
    リスク 歯根破折のリスクがある。
  • 当院からのコメント

    小学生の頃に最初の治療をして,その後何回か再治療を行っているため,歯根は既に短くまた残っている歯の壁も薄い。最初に当院を訪れ初めてレントゲン写真を見た際,マイクロスコープがあるからといってこの歯を治療することができるのか,果たして何年残せるのか不安だったことを覚えています。あれから8年が経ちました。まだ8年と思うのと同時に,抜歯という選択は条件は幾つかあるものの,最後の最後にとっておくものでいいことを知りました。

    根管治療に関するページはこちらhttps://www.kokoro-dc.jp/rootcanaltherapy/

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