Case

欠損の原因となる歯列不正を矯正とインプラント治療で修復したcase

    • before before
    • after before
  • 症例情報

    主訴 3〜4年前に前医にて前歯の処置をして被せを入れた。半年前に痛みが出て隣の歯と固定している。今は症状ないが、見た目が気になるのでやりかえを希望。
    治療方法 臼歯の欠損、歯根破折もありその原因である噛み合わせの改善を行なってから、欠損部にはインプラント、前歯はセラミックによる修復を行う。
    年代 初診時59歳
    性別 女性
    費用 感染根管処置 ¥97.200
    全顎的矯正治療 ¥990.000
    右下インプラント(2本) ¥880.000  
    左上インプラント(1本) ¥495.000
    ホワイトニング ¥66.000
    ジルコニアインレー ¥93.500×8本
    ジルコニア冠 ¥165.000×3本
    治療期間 動的矯正期間14ヶ月
    初診時からトータル36ヶ月
    来院回数 矯正期間中 1回/月
    インプラント5回
    ジルコニアインレー2回/1歯
    ホワイトニング2ヶ月
    メリット 矯正治療をすることで見た目が良くなることはもちろんだが、歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病になりにく口内環境になる。また臼歯への過度な負担を軽減できるため、歯根破折のリスクを低くすることができる。
    リスク 矯正治療並びにインプラントによる修復治療を行なった場合、定期的な咬合調整は必ず必要になる。また夜間のブラキシズムに対してはナイトトガードは必須である。
  • 治療詳細

    初診時:前歯の差し歯の土台が口蓋側に抜けてしまっていた。暗くて細い根管内を肉眼で診断をして、治療を行うことは困難を極める。マイクロスコープを利用して拡大明視野で、直接根管内をみることができれば治療できる可能性は高くなる。

    長年の痛みと違和感の原因が判明。根管内を洗浄後、MTAで封鎖。

    メインテナンス時:痛みも違和感も消失し、歯根周辺の歯槽骨も良好な状態

    矯正治療スタート時(上顎)

    メインテナンス時(上顎)

    矯正治療スタート時(下顎)

    右下臼歯部にはインプラントを予定。3Dでシュミレーションを行い下顎骨の厚みや神経の位置を把握する。

    インプラント埋入時

    メインテナンス時(下顎)

  • 当院からのコメント

    臼歯をなくしてしまった原因を解決しなければ、欠損しているからといってインプラントで修復しても、期間限定であれば嚙めるのかもしれないのですが、長期で考えた場合、原因と考えられる咬合状態を矯正治療により改善をせずにインプラント治療を行うリスクはかなり高いと思っています。

    矯正治療に関するページはこちらhttps://www.kokoro-dc.jp/

    感染根幹治療に関するページはこちらhttps://www.kokoro-dc.jp/rootcanaltherapy/

    インプラント治療に関するページはこちらhttps://www.kokoro-dc.jp/implant/

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