ホワイトニングが求められるわけ
なぜ歯は黄ばむのか?
そして、加齢ともに歯が黄ばんでいくのは、老化現象の症状の1つでもありますが、年齢を重ねるごとに、クリーム色の象牙質は厚みを増し、より歯が黄ばんで見えるようになります。
更には、食べ物や飲み物などの色素沈着も歯を黄色くさせる原因となります。代表的なものは、ワインやコーヒー、お茶、カレーライス、タバコのヤニなどがあげられます。
あまり知られてはいませんが、その他にもチョコ、バナナ、りんご、柿、ブルーベリー、緑黄色野菜なども、歯の表面に色素が沈着しやすい食品と言われています。
ホワイトニングの種類
今回は代表的なホワイトニング方法をご紹介していきます。
オフィスホワイトニング
歯科医院でおこなう、ホワイトニングです。オフィスホワイトニングは、資格を保有する歯科医師や歯科衛生士が、過酸化水素を含む劇薬を歯に塗布し、沈着してしまった色素を分解させ白くさせます。
■メリット
●患者さまのご希望する歯の白さに、近づけることができます。
●短期間で希望の白さを手に入れることができます。
●ムラなく綺麗に仕上がります。
■デメリット
●前歯(表側)限定のホワイトニングとなります。奥歯や前歯の裏側はホワイトニングで白くすることはできません。
●歯科医院に数回は通院しなければなりません。
●ホワイトニング効果を保つためには、定期的にホワイトニングする必要があります。
ホームホワイトニング
歯科医院で患者さま一人一人専用のマウスピースを製作し、歯科医師指導のもとに、自宅でホワイトニングをおこないます。オフィスホワイトニングとは異なり、治療期間は長期的になります。
■メリット
●自宅で気軽にホワイトニングができます。
●すべての歯を白くすることができます。
■デメリット
●歯が白くなるまでには長期的な時間が必要です。
ホワイトニングが出来ない人
ホワイトニングは誰でもできることができるわけではありません。
以下の場合は、ホワイトニングをおこなうことは避けるべきだと考えられています。
■妊娠中または授乳中の人
ホワイトニングで使用する薬剤である過酸化水素が、お腹の中の赤ちゃんや、授乳中の赤ちゃんに与える影響などはいまだ解明されておらず、安全は保障されていないため、ホワイトニングをおこなうことは避けましょう。
■無カタラーゼ症に罹患している人
無カタラーゼ症の人は、ホワイトニングで使用する薬剤である過酸化水素を体内で分解することができず、体内に残ってしまい、身体の組織が壊死してしまう可能性もあるので、無カタラーゼ症に罹患している人は、ホワイトニングはおこなえません。
歯を白く保つには
●定期的に歯科医院にて、専用の機器で歯を磨いてもらい、汚れを除去してもらいましょう。
●ホワイトニング効果が薄れてくるタイミングで、再度ホワイトニングをおこない白い歯を保ちましょう。
以上、今回はホワイトニングについてご紹介してまいりました。ホワイトニングにはオフィスホワイトニングとホームホワイトニングがあり、それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、ご自分に合ったホワイトニング方法を選択しましょう。
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