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幸せがあること。

 開業した頃5歳、2歳だった娘たちもあれから12年が経ち、すっかり彼女たちの写真を撮ることも少なくなって、携帯の待ち受け画面も愛娘から愛犬に変わり、家族の時間の過ごし方もそれぞれの時間が増えていって。寂しいような、寂しいような。久しぶりに2人揃って写した写真。ずいぶん大きくなった君たちは2人でどんな話をしたのかな?パパはパソコンのデスクトップをこの写真に変えてみたよ。

 朝礼で木曜日”私たちは自分が患者さんだったらどんな歯科医院に行きたいか、どんな人がいてくれたらずっと通おうと思うかを常に考えます。自分とは何か、何のためにここにいるのか、今この瞬間何ができるのかを常に考えます。また患者さんの幸せの向こう側に自分の幸せがあること。家族やスタッフあっての自分だということを忘れません。大切なものは以外と近くにそっと隠れていて、失って初めてその大きさに気がつくことを忘れません。” ずっと前に自分で作ったスタッフ向けの文章に、ハッと気づいた木曜日でした。 こころ歯科クリニック 院長 畑 伸二郎

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