Case

歯茎部の退縮に対して矯正治療と歯肉移植で対応したcase

    • before before
    • after before
  • 症例情報

    主訴 ずっと前から左下の被せ物が取れたまま放置していた。右上の奥も歯の大部分が欠けてしまっている。
    治療方法 前歯で咬むことができていない為、奥歯の負担が強く、左下第2大臼歯には既にヒビがはいっていて保存不可能。抜歯を行い、親知らずを矯正治療で噛み合わせに参加させる。
    年代 初診時55歳
    性別 女性
    費用 矯正治療代:¥972.000(消費税8%時)
    歯肉移植代:¥86.400 (消費税8%時)×4箇所
    ホワイトニング:¥64.800 (消費税8%時)

    治療期間 動的矯正期間16ヶ月
    ホワイトニング期間2ヶ月
    来院回数 25回
    メリット 矯正治療により見た目が良くなるだけでなく、ブラッシングもしやすくなり、虫歯のリスクを下げることができる。また全体で噛めるようになるため、臼歯部への過度な負担を減らすことができる。
    リスク 上顎が下顎に比べて2本少ないため、理想よりかみ合わせが浅い。また既にクラックが入ってしまっている歯もある可能性は高い。夜間のブラキシズムに対するナイトガードは必須であることを説明。
  • 治療詳細

    奥歯の負担が強く、左下第2大臼歯には既にヒビがはいっていて保存不可能。抜歯を行い、親知らずを矯正治療で噛み合わせに参加させる。

    矯正治療スタート(下顎)

    メインテナンス時(下顎)

    右上第2大臼歯は半分かけてしまっている。また左右上顎第2小臼歯は歯列からはみ出していたという理由で随分前に抜歯されたとのこと。

    矯正スタート時(上顎)

    メインテナンス時(上顎)

    矯正スタート時(正面)

    矯正終了後、先に下顎のみホワイトニングを行う。

    その後上顎もホワイトニングを行い、歯肉退縮の著しい所(点丸で囲った部位)に歯肉移植術を行った。

  • 当院からのコメント

    歯磨きをしっかりしていても、噛み合わせに問題があれば歯は少しずつ壊れてしまう。歯の治療はどこかだけ良くてもダメで、上下左右トータルで考えなければ長期で安定することは難しい。0か100かの要素が強い。少しでもこの状態が続くようにメインテナンスでフォローさせていただきますので引き続きよろしくお願いいたします。

    矯正治療に関するページはこちらhttps://www.kokoro-dc.jp/orth/

    歯周病治療に関するページはこちらhttps://www.kokoro-dc.jp/periodontal/

    ホワイトニングに関するページはこちらhttps://www.kokoro-dc.jp/esthe/

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