Case

スペース不足を小臼歯抜歯にて対応した矯正治療case

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    • after before
  • 症例情報

    主訴 正中がずれている。八重歯が気になる。
    治療方法 全顎的矯正治療
    年代 初診時15歳
    性別 女性
    費用 矯正費用 ¥972.000(消費税8%時)
    治療期間 24ヶ月
    来院回数 28回
    メリット 矯正治療により見た目が良くなるだけでなく、ブラッシングもしやすくなり、虫歯のリスクを下げることができる。また全体で噛めるようになるため、臼歯部への過度な負担を減らすことができる。
    リスク 顎が小さく小臼歯,親知らずの抜歯が必要となる。
  • 治療詳細

    初診時:右上の犬歯が完全に歯列から外れている。また最後に生えてくる1番奥の第2大臼歯も生えるスペースがないため随分と外側にある。この場合やむを得ず小臼歯を抜歯しなければならないことが多い。

    小臼歯を抜歯したのち矯正治療スタート(正面)

    小臼歯を抜歯したのち矯正治療スタート(上顎)

    矯正治療終了時(上顎)

    最初の予定では下顎は非常に小さいため,小臼歯を抜いてしまうとさらに下顎が後退してしまう可能性があると判断,小臼歯を抜かずに矯正をスタートした。しかし第2大臼歯のねじれが強く右下では90度以上捻転していること,また無理にこのまま歯を並べると歯列全体に突出感が出てしまうこと,横顔の口元の出っ張りを無くしたいという本人の希望など,総合的に考えて小臼歯を抜歯することに変更した。

    小臼歯,親知らずを抜歯したスペースを利用して,第2大臼歯の捻転を改善する。

    矯正治療終了時(下顎):小臼歯を抜歯したにもかかわらず,大臼歯が並ぶスペースには限りがある。

  • 当院からのコメント

    大きく歯を動かしているため,歯肉の薄いところ,厚いところが混在し,また臼歯には金属の詰め物がある。成人となり歯列の変化や,噛み合わせの変化を見ながら今後は経過観察あるいは治療介入する必要がある。

    矯正治療に関するページはこちらhttps://www.kokoro-dc.jp/orth/

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