インプラントの歴史を学び、正しい知識を身...
みなさんは、インプラントにどのようなイメージをお持ちでしょうか。「身体に悪影響はないのか」「インプラント手術が怖い」「術後はどう生活するのか」など、インプラントをお考えの人が、いま一歩踏み出せない理由はさまざまであるのではないでしょうか。外科手術をおこない歯槽骨にインプラントを埋め込み、失った歯を補う役割があるインプラントの歴史や、正しい知識を身に付け、十分に理解した上で治療に取り込みましょう。
インプラントとは?
インプラントとは身体の中に埋め込む医療機器・器具の総称であります。身体の疾病により失った機能を補うために埋め込む、ペースメーカーや人工関節などもインプラントの1つであり、失った歯を補うために、歯槽骨に埋め込むインプラントもその1つであります。
インプラントの歴史
インプラントの歴史はとても長く、マヤ文明のミイラから抜け落ちた歯のスペースに貝などを埋め込み、失った歯の機能を補っていました。また、エジプト文明では死後の世界で不自由なく過ごせるようにとの思いから、亡骸の失った歯のスペースに宝石や象牙などを埋め込み、埋葬していたと予測される状態のミイラまで発見され、人類は長い歴史の中で失った歯を補うために、さまざまな方法を考え、実践していきました。1952年に、チタンが骨と結合することが発見され、1965年に現在主流となっているチタン製のネジ状のインプラントが開発されましたが、一般に普及するには時間を要していたため、1975年、日本ではサファイヤインプラントが開発されました。しかし、サファイヤは骨と結合しないために、健康な歯を削り固定する必要がある上に、トラブルも多発しインプラント除去をおこなう手術も多発したために、インプラント治療を否定する歯科医も多く見受けられました。
1980年代頃よりチタン製のインプラントの臨床結果が評価され始め、幾つもの改良がほどこされ、現在では周囲の組織や歯に影響をもたらすことなく、失った歯と同等な力で噛めるインプラント治療が実施されています。
インプラント生活のこころえ
インプランとは、顎の骨である歯槽骨に埋め込むために義歯のように、取り外しする必要がありません。インプラントと骨が結合するために、天然の歯のように違和感なくしっかりと咬むことが可能となります。
食生活
義歯を装着した場合は、冷たい感覚や温かい感覚が伝わりにくい、ガタガタするなどの理由から義歯を装着する以前のように食事を楽しむことができないことも見受けられていましたが、インプラントは自身の骨と結合しているため、咬んでいる感触や力を直接感じとれ、食事を以前のように楽しめることを可能とします。
身体への影響
インプラントは、顎の骨である歯槽骨にインプラントを埋め込むために、「骨に穴があいた状態なのか?」と不安に思う患者さまも少なくありませんが、そのようなことはなく、骨とインプラントが術後3カ月程でしっかりと結合し固定されます。
インプラント治療の負担
義歯は、数回の通院で出来上がりますが、インプラントはカウンセリング、精密検査から手術、人工歯の製作、メンテナンスと半年以上の月日を必要とし、思い立ったら即座にインプラントを埋め込む手術をおこなうことはできかねます。
費用の負担
インプラント治療はすべて自費診療となります。
インプラント手術Q&A
インプラント手術への疑問点や不安を抱えたまま、手術を受けることのないようにしっかりと手術前にカウンセリングをおこないます。患者さまより頂くご相談を一部ご紹介いたします。
インプラント治療は誰でも受けられますか?
A.心臓病疾患、循環器疾患、呼吸器疾患、糖尿病、腎臓、肝臓に疾患がある人がインプラント治療を受けられない場合もあります。服用している薬の種類によっては、インプラント治療がおこなえない場合もあります。また、歯周病に罹患している場合には、歯周病の治療を優先し、妊娠中の場合には、出産してからの治療となります。
インプラント治療は痛くありませんか?
A.インプラント治療には、歯を削る、抜く際に使用する麻酔を使用します。手術中にも痛みを感じることのないようにコントロールをおこない、手術をおこないます。術後は痛みを感じる場合も多く、痛み止めの薬を処方いたします。痛みの度合いは状況や症例により個人差はありますが、数日で痛みは減少していきます。
インプラント治療後に腫れたりしますか?
A.インプラント治療後に、患部が腫れることが多く見受けられます。個人差はありますが、日にちが経過するにつれて腫れはひいていきます。腫れがひかない場合は感染を起している場合もあるため、その旨をご連絡ください。
まとめ
今回はインプラントについてご紹介してまいりました。インプラントは長い歴史の中で、失った歯を補うために人類が作りだした“第2の永久歯”です。インプラントの正しい知識を身に付け、より理解した上で治療をおこなうことが大切です。インプラント治療をお考えの際には、お気軽にご相談ください。

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大府で「歯科」「歯医者」をお探しなら、まずは当院へご相談ください。精密な診断とマイクロスコープを活用した丁寧な治療で、あなたに合う方法をご提案します。詳しくは各ページ(矯正治療/インプラント/マイクロスコープ/歯周病治療/衛生士による予防プログラム/アクセス)もご覧ください。オンライン予約も可能です。「大府 歯科」「大府 歯医者」で迷ったら、こころ歯科クリニックへ。
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執筆者情報
略歴
徳島大学歯学部卒。2007年に愛知県大府市でこころ歯科クリニックを開設。マイクロスコープと歯科用CTを軸に臨床を行い、国内外で顕微鏡歯科の講演・症例発表を継続。2021年には、 「第6回Academy of Surgical Microscopic Clinical Dentistry」(臨床応用顕微鏡歯科学会)で最優秀賞を受賞。
詳しい経歴は、「スタッフ紹介」をご覧ください。( → スタッフ紹介 )
専門・監修分野
マイクロスコープを用いた精密・低侵襲治療、根管・歯周治療、インプラント、オーダーメイド精密義歯、咬合・矯正の診断サポート、歯科用CTによる画像診断、予防メインテナンス。記事ではこれらの基礎情報とセルフケアを中心に執筆します。
メッセージ
「痛みを抑え、削りすぎない、諦めない」を基本に、検査と説明を丁寧に行い、写真で“見える化”。患者さんと相談しながら選択肢を提示し、根拠に基づく安全性と継続ケアを重視します。
※診断・治療の可否は、口腔内の状態により異なるため、受診のうえご相談ください。

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