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帰る場所があるということ

  1.  卒業して以来だから20年ぶりに徳島大学のサッカー部のOB会に出席してきました。お誘いの連絡があるまで自分がサッカー部だったことを忘れてたぐらいです。今までも毎年誘っていただいていたにも関わらず徳島という距離に負け、サッカーの試合を現役の学生たちとするという恐怖に慄き、動けるはずのない身体に嫌気がさし、実際にはセミナーや講習会と重なりほとんど都合がつかずに行くことができないでいた。会場に着きドアを開けると馴染みの顔がそこにあり、20年間という空白はあっという間に埋められた。

 ♪人間なんて生き物は誰でも年を重ねると、今まであった出来事を自然に美化しようとする。無様で惨めで本当にどうしようもない日々を、かなり大げさにドラマチックに話を塗り替えて。脳みそが勝手に無駄な記憶と判断したもの、ほんの些細なくだらないこと、パッとしない景色、すべて忘れてしまったらなかったこととおんなじだな。そんなのあんまりすぎないか、そんなのさみしすぎないか♪                             日々のあぶく フラワーカンパニーズより

昔聞いた歌を思い出していた。帰る場所があるということはまた頑張れるということ。

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