Case

顎位のズレを改善した矯正治療case

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    • after before
  • 症例情報

    主訴 歯石、着色が気になる。
    治療方法 奥歯に治療を繰り返している。また汚れも着きやすいため全顎的矯正治療を行い、臼歯部への負担を分散し、クリーニングしやすい歯列に改善していく。
    年代 45歳
    性別 女性
    費用 矯正治療費 ¥972.000円(消費税8%時)
    治療期間 矯正治療期間18ヶ月
    来院回数 20回
    メリット 矯正治療により見た目が良くなるだけでなく、ブラッシングもしやすくなり、虫歯のリスクを下げることができる。また全体で噛めるようになるため、臼歯部への過度な負担を減らすことができる。
    リスク 顎の変位が大きいため上下の正中をそれぞれまっすぐにすることはできても、上下を完全に一致させることは難しいことを伝えた。また歯の着色はクリーニングで綺麗になるがテトラサイクリン由来の歯の色に関しては、ホワイトニングでは限界があることを伝えた。
  • 治療詳細

    矯正治療スタートして2ヶ月時(正面)
    歯が動き出すことにより歯並びに影響されない顎本来の位置に顎位が変化していく。

    矯正治療終了時 

    初診時(上顎) 

    矯正治療中(上顎)左上にミニインプラントを利用して、全体的に右にずれてしまっていた歯列を左に移動させる。

    初診時(下顎)

    右下にミニインプラントを利用して、全体的に左にずれてしまっていた歯列を右に移動させる。

    矯正治療中(下顎)

  • 当院からのコメント

    顎の変位が大きいため上下の正中をそれぞれまっすぐにすることはできても、上下を完全に一致させることは難しいことを矯正治療前に伝えた。大人の矯正治療の場合すでに骨格ができてしまっているため、見た目の正中だけを合わせるために歯を動かした場合、無理やり動かすと、一時的には一致したとしても顎関節に支障をきたすことが多いように思われる。逆に矯正治療終了直後は正中があっていなくても、噛み合わせが良くなっていた場合、数年経過すると骨格が変化するのか、顎関節が良くなった噛み合わせに適応してくるのか、正中が改善されていることをよく経験する。

    矯正治療に関するページはこちらhttps://www.kokoro-dc.jp/orth/

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